キュービーネットホールディングスは6月決算の大幅回復などに注目再燃し急反発

銘柄フラッシュ

■「コロナ前」には届かないが今期も大幅増益を想定

 キュービーネットホールディングス(QBネットHD)<6571>(東1)は8月16日、急反発となり、取引開始後は8%高の1730円(134円高)まで上げ、約1ヵ月ぶりに1700円台を回復した。13日に発表した6月決算が大幅な業績回復となり、今期の予想も大幅増益とし、注目が再燃している。

 低価格理髪店のチェーン展開などを行い、2021年6月期の連結決算は、売上高が前期比0.8%減だったものの、営業利益は同92.5%増の4.63億円となり、前期の88%減益から大幅に回復するなど、各利益とも前期の減益を大きく挽回した。今期の連結業績予想は、営業利益が2.3倍の11億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は2.6倍の6.4億円。「コロナ前」の19年6月期(営業利益19.7億円、純利益12.7億円)には届かないが大幅に回復を強めることになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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