三洋貿易が急伸、9月通期の予想営業利益50%増額修正し注目集中

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■自動車関連商材など国内外で好調に推移

 三洋貿易<3176>(東1)は5月12日、急反発となって上値を追い、10時30分にかけては11%高の1232円(123円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新した。11日の16時に2021年9月期・第2四半期決算と9月通期連結業績予想の大幅な増額修正などを発表し、注目が集中している。

 第2四半期の連結業績は、自動車関連商材をはじめ幅広い産業に向けた素材関連の販売が国内外で好調だったことなどにより、売上高が455.25億円(前年同期比11.1%増)となり、営業利益は36.3億円(同23.3%増)となった。

 こうした推移を受け、9月通期の連結業績予想を大幅に増額修正し、売上高は20年11月に開示した従来予想を7.3%上回る880億円の見込みに見直し、営業利益は同じく50.0%上回る60億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同55.6%上回る42億円の見込みに各々見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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