旭化成グループの旭化成ホームズは事業消費電力の100%再生可能エネルギー化を13年早め2025年までに達成する見込みに

■「ヘーベルハウス」などの家主から太陽光の余剰電力を買い取り活用

 旭化成<3407>(東1)グループの旭化成ホームズ株式会社(東京都千代田区)は8月19日、事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的イニシアチブ「RE100」について、当初の目標達成年度としていた2038年を大幅に短縮し、2025年までに達成する見込みになったと発表した。

 旭化成ホームズは、2019年9月に、国際的イニシアチブ「RE100」への参加を宣言し、事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーで調達することを2038年までに達成することを目指し、活動を続けてきた。グループ会社が運営する電力小売り事業「へーベル電気」を通じて、太陽光発電システムを搭載したヘーベルハウス・へーベルメゾンオーナーから、卒FITを迎えた電力(太陽光余剰電力買取制度:FITによる買取期間が満了を迎えた電力)を買い取り、当社の事業活動で消費する電力に充当するスキームで、「RE100」の目標達成を目指している。

 これまでの活動で、当初想定していた割合を大幅に超える、4割超のオーナーが本取り組みの意義に共感し、へーベル電気への売電契約を締結して頂いたことから、当初予定していた達成年である2038年を大幅に短縮した、2025年に目標を達成できる見込みとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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