【株式市場】金融株なども強くなり日経平均は19年ぶりの高値

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万922円00銭(112円58銭高)、TOPIXは1683.53ポイント(7.13ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億8793万株、

チャート11 24日前場の東京株式市場は、欧米株が高かったためギリシャ問題に対する懸念の後退感が一段と強まり、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)などのメガバンクが軒並み続伸となり不動産株や大手商社株なども上げ、日経平均は10時過ぎに132円65銭高(2万942円07銭)まで上げて2000年につけた「ITバブル相場」の高値2万0833円21銭を更新し、1996年12月以来19年ぶりの高値に進んだ。東証マザーズ指数は年初来の高値を更新し、日経JASDAQ平均は2006年以来の高値に進んでいる。

 ソニー<6758>(東1)ファナック<6954>(東1)は小反落となったが、スマートフォン部品の村田製作所<6981>(東1)が上場来の高値に進み、アライドテレシスホールディングス<6835>(東2)はセキュリティ関連株の人気や大手販売先ダイワボウ情報システムの教育市場に関する発表などが材料視されて急伸。ミクシィ<2121>(東マ)は「マザーズ指数先物」への期待などで上場来の高値に接近。トランスジェニック<2342>(東マ)などのバイオ関連株も高い。

 東証1部の出来高概算は13億8793万株、売買代金は1兆3135億円。1部上場1886銘柄のうち、値上がり銘柄数は1002銘柄、値下がり銘柄数は709銘柄となっている。

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