【株式市場】イスラエルでのワクチン効果など注目され日経平均は一時440円高まで上げ活況高

株式

◆日経平均は3万250円83銭(232円91銭高)、TOPIXは1943.72ポイント(14.77ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億4219万株

 2月22日(月)前場の東京株式市場は、新型コロナワクチンの接種が先行するイスラエルでファイザー製を1回接種でも発症が85%減ったと伝えられ、「コロナ後」への期待が強まり、HIS<9603>(東1)などの旅行代理銘柄や日本航空<9201>(東1)JR東<9020>(東1)などが活況高。米国の経済政策も期待され、日経平均は264円高で始まり、10時過ぎに440円21銭高(3万458円13銭)まで上げた。前引けはややダレ模様だが高い。

セレス<3696>(東1)がストップ高など、仮想通貨関連株がビットコイン相場の連日高騰を受けて軒並み急反発。JFEシステムズ<4832>(東2)は株式分割や好業績が好感され急伸。Kaizen Platform<4170>(東マ)は企業や自治体のDX化に黒子役的名貢献との新聞報道などを受け活況高。シンバイオ製薬<4582>(JQS)は三角もちあい煮詰まるチャート妙味も言われて再騰。

 東証1部の出来高概算は6億4219万株、売買代金は1兆2502億円。1部上場2194銘柄のうち、値上がり銘柄数は1680銘柄、値下がり銘柄数は432銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種が値上がりし、空運、非鉄金属、金属製品、海運、鉱業、ゴム製品、証券商品先物、銀行、不動産、保険、などが高い。(HC)

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