【株式市場】日経平均は朝方の111円高を上値に下げ中国景気減速感や北朝鮮の姿勢など影響

◆日経平均は3万332円64銭(179円07銭安)、TOPIXは2085.95ポイント(10.44ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億999万株

 9月16日(木)前場の東京株式市場は、NYダウ反発や半導体株指数の最高値が好感された一方、中国の景気減速感や北朝鮮の軍事姿勢が手控え要因になり、日経平均は取引開始直後の110円68銭高(3万622円39銭高)を上値に反落模様となった。半導体株が取引開始直後を上値に次第安。海運株は中盤まで活況高だったが売買交錯に転じた。出光興産<5019>(東1)などは原油高などを受けて高い。

 日本空調サービス<4658>(東1)は配当予想の大幅増額修正を受けて一時ストップ高。乾汽船<9308>(東1)や川崎近海汽船<9179>(東2)、内海造船<7018>(東2)などは活況高。リビングプラットフォーム<7091>(東マ)は株式3分割など好感され一時ストップ高。京写<6837>(JQS)は業績回復ピッチ強まる可能性などが言われて再び一段高。

 東証1部の出来高概算は6億999万株、売買代金は1兆7161億円。1部上場2188銘柄のうち、値上がり銘柄数は534銘柄、値下がり銘柄数は1577銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、石油石炭、鉱業、食料品、ゴム製品、倉庫運輸、パルプ紙、建設、水産農林、保険、陸運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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