セルソースは第3四半期の大幅増益と株式3分割が好感され上場来の高値に進む

■10月末現在の株主の保有株式を1株につき3株に分割へ

 セルソース<4880>(東マ)は9月13日、一段高となり、取引開始後は17%高の2万380円(円高)まで上げて過去の株式分割を調整後の上場来高値に進んでいる。10日の取引終了後に第3四半期決算と株式3分割を発表し、好感買い集中となった。

 第3四半期決算(2020年11月~21年7月・累計)は、幹細胞加工受託サービス、血液由来加工受託サービスの拡大などにより、売上高が前年同期比60.4%も増加し、営業利益は同2.7倍、経常利益は同2.8倍になった。通期予想は据え置いたが、営業利益は通期予想額7.59億円の89%を確保した。

 また、21年10月31日を基準日として、この日は休業日のため実質的には同月29日(金)を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有普通株式を、1株につき3株の割合で分割するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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