フリービットは急伸、営業利益が第1四半期で通期予想の4割を確保、自社株買いも好感

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■4月通期の業績予想は据え置いたが進ちょく率高く注目再燃

 フリービット<3843>(東1)は9月13日、11%高の976円(95円高)まで上げた後も90円高前後で推移し、大幅な出直りとなっている。10日の取引終了後に発表した第1四半期の連結決算(2021年5~7月)が大幅増益となり、自己株式の取得(自社株買い)も発表、好感買いが殺到している。

 第1四半期の連結営業利益は10.22億円となり、今期から「収益認識に関する会計基準」を適用したため前年同期とは会計基準が異なるが、単純比較では前年同期比673%増加した。同じく経常利益は73.2%増加した。22年4月通期の連結業績予想は全体に据え置いたが、営業利益は第1四半期で通期予想額25.0億円の41%に達した。

 自社株買いは、取得株式総数50万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.38%)、取得総額5億円を上限に、2021年9月13日から同年12月10日まで行う。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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