アルプスアルパインが一時21%高、第2四半期大幅増益、通期業績予想を増額修正、為替前提は割安

■営業利益は第2四半期89%増加、通期42%増の見込みに

 アルプスアルパイン<6770>(東証プライム)は10月31日、急伸商状となって大きく出直り、午前10時過ぎには20.5%高の1335円(227円高)まで上げて今年8月19日以来の1300円台を回復している。28日に発表した第2四半期決算(2022年4~9月・累計)の連結営業利益が89%増と大幅に伸びるなど好調で、今3月期の業績予想を増額修正。好感買いが殺到した。下期の業績見通しの為替前提レートを1米ドル=135円、1ユーロ=135円としたため、この為替水準が続けば為替差益が上乗せされることになる。

 4~9月・累計の連結営業利益は前年同期比88.7%増加し199.13億円だった。今3月期の連結営業利益は、従来予想を5.3%上回る500億円の見込み(前期比42.0%増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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