INPEXや出光興産など石油資源株が一段高、原油相場の値上がり受け買い優勢

原油 オイル 油田

■NY原油は今年7月以来の高値、北海ブレントは約2年11カ月ぶり高値と

 国際石油開発帝石(INPEX)<1605>(東1)は9月28日、続伸一段高で始まり、取引開始後は5%高の898円(41円高)まで上げ、約3ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。NY原油相場が1バレル75ドル台に乗り、今年7月以来の高値と伝えられた上、北海ブレントは同79ドル台に乗り、「79ドル台を付けるのは2018年10月以来、約2年11カ月ぶり」(日経QUICKニュース9月27日19:46)と伝えられ、買い材料視されている。出光興産<5019>(東1)やENEOSホールディングス<5020>(東1)も続伸基調で始まった。

 石油関連株は「脱炭素化社会」に向けて衰退産業とのイメージがあるものの、総合エネルギー産業への変貌に向けて舵を切っている最中でもあり、中長期的には株価も大きく変貌する可能性を秘めている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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