西本WismettacHDは後場一段と強含む、第3四半期決算に期待強まる

■アジア食グローバル貿易など行い第2四半期までの回復目立つ

 西本Wismettacホールディングス(西本WismettacHD)<9260>(東1)は10月19日、後場寄り後に一段と強含んで6%高の3935円(230円高)まで上げ、再び出直りを強める相場となっている。日本やアジア諸国の食品・食材を米・欧などの国・地域へ販売する「アジア食グローバル事業」などを展開し、6月までの第2四半期業績が好調だったため、11月発表の第3四半期決算に期待が盛り上がってきたとみられている。

 神戸で明治1912年に創業した貿易商社を発祥とする西本貿易が前身で、8月に発表した第2四半期連結決算(2021年1~6月・累計)は、売上高が前年同期比25%増加し、各利益とも黒字に転換。新型コロナの影響は残るものの「全般的には順調に回復」(決算短信)した。このため、株式市場関係者からは第3四半期決算に期待を強める様子が出ている。第3四半期決算の発表は、直近2年は11月13日となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内唯一のブラシ式除雪車が北海道の主要空港で戦力化  加藤製作所<6390>(東証プライム)は1…
  2. ■日本発ロボ産業基盤づくりへ、住友重機・ルネサス・JAEが参画  一般社団法人京都ヒューマノイドア…
  3. ■2025年のパン屋倒産が急減、SNS発信とインバウンドが追い風  帝国データバンクは11月29日…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る