ビジョンが出直り強める、空室マネジメントなどのあどぱる子会社化で注目強まる

■業績好調でテクニカルな波動妙味も加わる様子

 ビジョン<9416>(東1)は10月19日の後場寄り後、1480円(14円高)前後で推移し、小幅だが4日続伸基調の出直り継続となっている。18日17時、株式会社あどばる(東京都渋谷区)を子会社化すると発表し、シナジー効果などに期待する様子がある。

 発表によると、あどばるは、空室を抱えるビルや、立退き・建て替えによる空室期間等に、限定的な期間においても会議室として活用することで収益化をはかることができる「フレキシブルオフィス事業」やサブリース事業などを行う。株式交付実施予定日(効力発生日)は2021年12月1日。

 株価は8月の第2四半期決算発表後、高下しながら上値を追い、9月30日に1594円の年初来高値をつけた。その後は微調整となったが、10月14日の1373円を下値に連日出直っている。8月からの上昇基調が再燃してきた恰好のため、テクニカルな波動妙味も加わってきたとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る