川崎近海汽船が後場急伸、第2四半期の営業利益3倍となり通期業績予想を大幅増額修正

■近海部門で運賃収入や貸船料が拡大し内航部門は荷動き堅調

 川崎近海汽船<9179>(東2)は10月29日の正午前、第2四半期連結決算(2021年4~9月・累計)と3月通期連結業績予想の大幅な増額修正を発表した。3月通期の連結営業利益は従来予想を64.7%上回る14億円の見込み(前期の3.4倍)に修正。株価は後場、急伸商状となり、取引開始後は13%高の3280円(375円高)まで上げる場面を見せて活況高となっている。

 第2四半期累計期間の連結業績は、近海部門で運賃収入や貸船料の増加が予想を上回り、内航部門では新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの、荷動きは堅調に推移し、フェリー輸送では旅客数や乗用車数が増加したことなどにより、売上高は前年同期比10.9%増の201.30億円となった。また、売上原価については、近海部門での積地のロシアにおける滞船の影響などで船隊の稼働率が落ちたことによる燃料消費量の減少や、内航部門での入渠費などの減少により予想を下回り、営業利益は同3.1倍の7.28億円となった。

 通期の見通しについては、近海部門では、市況の上昇、運賃収入や貸船料の増加が見込まれ、内航部門では、荷動きは堅調に推移すると見込まれることなどにより、連結売上高は従来予想を3.8%上回る420億円の見込み(前期比13.3%増)とし、営業利益は同じく64.7%上回る14億円の見込み(前期の3.4倍)に修正した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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