【株式市場】日経平均は一時389円安、NYダウ4日続落など受け半導体株など安い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8231円31銭(247円25銭安)、TOPIXは1981.22ポイント(14.46ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億1146万株

 1月11日(火)前場の東京株式市場は、米金利の一段上昇、NYダウの4日続落などを受け、日経平均は98円安で始まった後270円安の2万8200円台まで下押し、午前11時にかけて389円07銭安(2万8089円49銭)まで一段安となったが、前引けにかけては下げ幅を縮めた。自動車株や半導体関連株などが安い半面、武田薬<4502>(東1)などの薬品株が堅調で、三井住友FG<8316>(東1)などの銀行株や保険株、証券株もしっかり。

 エスクローAJ<6093>(東1)が第3四半期決算など好感されて急伸し、バイク王&カンパニー<3377>(東2)はきょう11日に決算を発表とされて急伸。川本産業<3604>(東2)は新型コロナ病床拡充などが材料視され一段高。日経平均構成銘柄が冴えないときのバイオ株物色が再燃しサンバイオ<4592>(東マ)やブライトパス・バイオ<4594>(東マ)が高い。ジョルダン<3710>(JQS)はトヨタグループなどとの次世代移動情報マルチモーダルデータ基盤開発に注目集まり急反発。

 東証1部の出来高概算は6億1146万株、売買代金は1兆5256億円。1部上場2185銘柄のうち、値上がり銘柄数は609銘柄、値下がり銘柄数は1461銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種が値上がりし、保険、銀行、空運、証券商品先物、医薬品、非鉄金属、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る