昨日上場の富士山マガジンサービスは公開価格の2.3倍で初値つく

株式市場 銘柄

 7日に新規上場となり買い気配のまま売買が成立しなかった富士山マガジンサービス<3138>(東マ)は今朝、売買開始と同時に公開価格2650円の2.3倍の6000円で初値がつき、その後6170円まで上げている。

 インターネットで雑誌の定期購読などを仲介するサイト「Fujisan.co.jp」の運営などを行い、課金サービス利用会員数47万人。カルチュア・コンビニエンス・クラブのグループ会社カルチュア・エンタテインメントが筆頭株主で27.8%を保有。

 今12月期の業績予想(個別)は、売上高が前期比23.3%増の23億9300万円、営業利益が同32.8%増の2億6900万円、純利益は同26.0%増の1億5900万円、1株利益は102円37銭としている。

 初値でのPERは58倍前後になり、たとえば丸善CHIホールディングス(3159)の40倍台前半との比較では割高だが、丸善CHIが2010年以来の高値を更新しているため過大感はないようだ。

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