【株式市場】日経平均は120円安、13時半頃一時プラス圏に浮上し底堅く推移

東京証券取引所

◆日経平均は2万7011円33銭(120円01銭安)、TOPIXは1891.85ポイント(4.77ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億3347万株

 1月26日(水)後場の東京株式市場は、米国の金融政策会合FOMCの結果発表を控え、このところ下げの目立った東京エレク<8035>(東1)が下げ幅を縮小して始まり、ソニーG<6758>(東1)は13時にかけて前場の高値に接近。前場上げた鉄鋼、海運などは上げ幅を保って推移。日経平均も下げ幅を縮め、13時半には9円高まで浮上する場面があり、大引けは2日続落だが底堅かった。

 後場は、任天堂<7974>(東1)が一段ジリ高基調となり、米国でゲーム関連企業にM&A機運が高まっていることや日本での「巣ごもり需要」など材料視。NTTデータIM<3850>(東2)はきょう26日の四半期決算発表に期待とされ一段ジリ高。エーアイ<4388>(東マ)は一段高となり音声合成エンジンが国税庁のYoutube動画チャンネル採用など好感され活況高。東映アニメ<4816>(JQS)は業績上振れ期待などで一段高。

 東証1部の出来高概算は10億3347万株(前引けは5億1074万株)、売買代金は2兆6677億円(同1兆3917億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は917(前引けは1070)銘柄、値下がり銘柄数は1160(同980)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他製品、精密機器、保険、鉄鋼、海運、非鉄金属、銀行、不動産、サービス、情報通信、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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