【株式市場】日経平均は547円高、後場一段上値を追い大幅に反発

東証アローズ 東京証券取引所

◆日経平均は2万6717円34銭(547円04銭高)、TOPIXは1876.89ポイント(34.45ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億2965万株

 1月28日(金)後場の東京株式市場は、JR東海<9022>(東1)や三越伊勢丹<3099>(東1)が一段堅調に始まりジリ高傾向を続け、三井住友FG<8316>(東1)などの大手銀は米金利上昇効果への期待などで一段ジリ高。神鋼商事<8075>(東1)は13時に発表した四半期決算と増配などが好感され急伸。日経平均は前場の急伸に比べると高値もみ合いだったが、14時半頃に594円55銭高(2万6764円85銭)まで上げ、大引けも値を保ち大幅に反発した。

 後場は、新光電工<6967>(東1)が27日発表の四半期決算や業績予想の増額修正などを受け一段ジリ高。シナネンHD<8132>(東1)は国際的なエネルギー市況上昇などが買い材料視され一段強含み。三晃金<1972>(東1)は14時半の四半期決算発表後に急伸。ユニバンス<7254>(東2)はEV用駆動装置への期待再燃とされ一段高となり一時ストップ高。リニューアブルジャパン<9522>(東マ)は昨年12月下旬に上昇し昨27日に上場来安値とあって出遅れ感強いとされ急反発しストップ高。佐渡汽船<9176>(JQS)は後場寄り後に一段高となり、一度見送られた佐渡金山の世界遺産申請の再起動期待で活況高。

 東証1部の出来高概算は13億2965万株(前引けは6億5891万株)、売買代金は3兆3465億円(同1兆7616億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1926(前引けは1934)銘柄、値下がり銘柄数は219(同206)銘柄。

 また、東証33業種別指数はまえ引けと同じく鉄鋼を除く32業種が値上がりし、値上がり率上位は、海運、化学、パルプ紙、輸送用機器、鉱業、非鉄金属、不動産、機械、卸売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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