【株式市場】日経平均は195円高、米半導体株高など好感、好決算銘柄も高い

◆日経平均は2万7194円66銭(192円68銭高)、TOPIXは1908.05ポイント(12.12ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢で7億3346万株

 2月1日(火)前場の東京株式市場は、NY株式の大幅高、とりわけ半導体株指数SOXの5%高などが好感され、東京エレク<8035>(東1)などの値がさの半導体・電子部品株が軒並み高となったほか、業績・配当予想の増額修正が4度目の日本郵船<9101>(東1)など海運大手が活況高。自社株買いの特殊陶<5334>(東1)も活況高。日経平均は165円高で始まり、午前10時20分にかけて408円81銭高(2万7410円79銭)まで上げた。前引けにかけてはダレたが上げ幅200円近くを保ち続伸基調となった。

 セブン&アイ・HD<3382>(東1)がそごう・西武を売却の観測報道を好感。ユニバンス<7254>(東2)は出直りを強め信用取引規制の緩和を受け最高益予想を買う相場が再燃の期待。Delta-Fly Pharma(デルタフライファーマ)<4598>(東マ)は新薬候補の臨床試験の進ちょく報告が買い材料視され中盤からストップ高。東映アニメ<4816>(JQS)はソニーG<6758>(東1)のゲーム子会社が米ビデオゲーム会社にM&Aと伝えられたことなどでゲーム、アニメ株に思惑買いとされ活況高。

 東証1部の出来高概算は増勢となり7億3346万株、売買代金は1兆8691億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1279銘柄、値下がり銘柄数は812銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種が値上がりし、海運、陸運、電機機器、サービス、情報通信、空運、精密機器、証券商品先物、その他製品、小売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る