ウルトラファブリックスHDは後場一段高、好決算など連日好感し2019年以来の2600円台に進む

業績でみる株価

■中期計画で3年後の営業利益2.2倍を掲げる

 ウルトラファブリックス・ホールディングス(ウルトラファブリックスHD)<4235>(東マ)は2月16日の後場一段高となり、13時40分にかけて16%高の2750円(378円高)まで上げて2019年以来の2600円台に進んでいる。14日の15時に2021年12月期決算と中期計画などを発表し、連日、期待の強まる相場となっている。

 合成皮革の大手で、2021年12月期の連結決算(IFRS)は、自動車向けがトラック向けも含めて全体の成長を牽引し、住居・ヘルスケア向けも好調に推移。売上収益は前期比41.3%増加し、営業利益は3.6倍になるなど大幅に回復した。今期予想も売上収益を13.9%増、営業利益を35.1%増を想定するなどで、拡大傾向とした。中期計画では、24年12月期の業績目標として、売上収益を225億円(21年12月期の実績比59.2%増)、営業利益を31億円(同2.2倍)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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