【株式市場】日経平均は595円高、後場一時620円高まで上げ大幅に反発

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7460円40銭(595円21銭高)、TOPIXは1946.63ポイント(31.93ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億5578万株

 2月16日(水)後場の東京株式市場は、SMC<6273>(東1)が業績予想の増額修正と自社株買いなど好感されて一段と強含み、村田製<6981>(東1)は米社買収など好感されて一段ジリ高。前場上げたブリヂストン<5108>(東1)や海運、空運、鉄鋼株は高値圏で値を保った。日経平均は前引けと同水準の564円高で始まり、14時過ぎには前場の高値を抜いて620円09銭高(2万7486円09銭)まで上げ、大引けも上げ幅を保ち大幅反発となった。

 後場は、東京ソワール<8040>(東2)が一段と上げて12月決算や今期予想など好感され、アスタリスク<6522>(東マ)は業績予想の増額修正など好感されて大引けまで買い気配のままストップ高。アスカネット<2438>(東マ)はセブン-イレブンの空中表示レジなど材料に反落を半日で切り上げ再び一段高。ウルトラファブリックスHD<4235>(東マ)は3年後の営業利益2.2倍を掲げる中期計画など好感され一段高。

 東証1部の出来高概算は11億5578万株(前引けは5億8710万株)、売買代金は2兆8247億円(同1兆4590億円)。1部上場2182銘柄のうち、値上がり銘柄数は1792(前引けは1772)銘柄、値下がり銘柄数は320(同342)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がり(前引けも31業種が値上がり)し、値上がり率上位は、ゴム製品、海運、空運、機械、保険、化学、ガラス土石、精密機器、医薬品、電機機器、食料品、不動産、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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