ヤマハ発動機が最高値に急接近、第1四半期好調で通期純利益の最高更新に期待

■1~3月の営業利益は2.7%増、四半期純利益は12.7%増加

 ヤマハ発動機<7272>(東証プライム)は5月14日、再び出直って始まり、取引開始後は6%高の1474.0円(81.5円高)まで上げて約半月前につけた実質的な上場来の高値1476.0円(2024年4月30日)に急接近となっている。13日の午後に発表した第1四半期決算(2024年1~3月)が好調で、2期ぶりに最高を更新する見込みの12月通期の連結予想純利益1750億円の達成に現実味が出てきたと期待する様子がある。

 24年1~3月の営業利益は前年同期比2.7%増の780億円で、親会社の所有者に帰属する四半期純利益は同12.7%増の560億円だった。12月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は2600億円(前期比6.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は1750億円(同10.5%増)。進ちょく率が高く、22年12月期に記録した純利益最高額1744億円を更新する期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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