【株式市場】主力株など一段高となり日経平均は4日ぶり2万円台回復

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万89円77銭(309円94銭高)、TOPIXは1613.51ポイント(29.96ポイント高)、出来高概算(東証1部)は20億5345万株

チャート15 13日後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)パナソニック<6752>(東1)が一段高で始まり、その後も上値を指向するなど、主力株に強い銘柄が目立ち、日経平均は14時30分にかけて一段高の340円32銭高(2万120円15銭)まで上げて大幅反発となった。終値での2万円台回復は7月7日以来4営業日ぶり。東証マザーズ指数をはじめ主な指数はすべて高い。

 中国株が続伸したため安心感があったが、一部には、欧米系の投資家がアジア市場に振り向ける資金配分を見直し、中国株を減らして日本株を増やすとの観測が出ていた。三井不動産<8801>(東1)などの大手不動産株や日本航空<9201>(東1)などの空運株も高く、新興市場で時価総額の大きいミクシィ<2121>(東マ)も高い。猛暑関連とされてセイヒョー<2872>(東2)なども高く、ラクーン<3031>(東マ)などの株式分割発表銘柄も高い。

 東証1部の出来高概算は20億5345万株(前引けは10億2805万株)、売買代金は2兆3067億円(同1兆852億円)。1部上場1888銘柄のうち、値上がり銘柄数は1706(同1691)銘柄、値下がり銘柄数は143(同じく143)銘柄。

 また、東証33業種別指数は鉱業を除く32業種(前引けも鉱業を除く32業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、空運、電力・ガス、陸運、水産・農林、小売り、食料品、保険、ゴム製品、不動産、化学、などとなった。

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