富士通が反発、「人事施策」による650億円の営業費用など前向きに受け止める

富士通 6702

■主に50歳以上の幹部社員などに退職金の特別加算など実施

 富士通<6702>(東1)は3月9日、反発基調で始まり、取引開始後は7%高に迫る1万6220円(1060円高)まで上げ、下値圏から大きく出直っている。8日15時、今3月期の連結営業利益の予想の下方修正などを発表し、その要因として「人事施策」による65,000百万円の営業費用を盛り込むとし、前向きの出費と受け止められている。

 同社および同社の国内グループ会社に所属する主に50歳以上の幹部社員(正規従業員、定年後再雇用従業員)で応募者(3031名)に退職金に特別加算を実施し、再就職支援会社を通じた再就職支援サービスを提供するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る