メドレックスは9%高のあと売買交錯、マイクロニードル技術の共同研究に注目集まる

■注射に代わる無痛経皮投与システム

 メドレックス<4586>(東マ)は3月31日の前場、9%高の134円(11円高)で始まったあと売買交錯に転じ、前引けは123円(前日比変わらず)となったが、マイクロニードル技術について米コロンビア大学の辻研究室、菅原研究室と共同研究契約を締結との30日付発表を好感する買いが活発だった。

 同社は、生体分解性樹脂から成る微小針集合体(マイクロニードルアレイ)によって、現在は注射しか投与手段のないワクチンや核酸医薬・タンパク医薬等の、無痛経皮投与システムを確立すべく、研究開発に取り組んでいる。ワクチンや免疫性疾患では、従来の注射剤と比べて高い免疫効果が期待される有望なデバイスとして注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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