INPEXが続伸、NY原油100ドル回復など好感し高値に迫る

■昨日は核融合発電への取組報道で上げ新たな期待材料が加わる形に

 INPEX<1605>(東プライム)は4月5日、続伸基調で始まり、取引開始後は1490円(31円高)まで上げ、3月28日につけた2014年以来の高値1540円に迫っている。NY原油が反発したことに加え、引き続き、4月2日に核融合発電への取組が日本経済新聞で伝えられたことなどが買い材料視されている。

 NY原油相場は約3%上げて100ドル/バレル台を回復し、「サウジアラビアの国営石油会社・サウジアラムコは、5月のアジア向けの原油販売価格を過去最高水準に引き上げた」(ロイターニュース)と伝えられた。INPEXの株価は原油相場が下げると反落する例が見受けられたが、核融合発電への取組が伝えられたあとの4日は原油安にもかかわらず値上がりしたため、今後の推移が注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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