【株式市場】日経平均は朝方393円高まで上げ191円高、一時2万7000円を回復

◆日経平均は2万6851円15銭(191円40銭高)、TOPIXは1880.29ポイント(13.58ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億5832万株

 5月18日(水)前場の東京株式市場は、NY株の大幅高などを受けて半導体関連株や自動車、機械株などが続伸基調で始まり、電気・精密株も高い。海運株は朝寄り後に軟化する銘柄があったものの切り返して堅調に推移。重工株はそろって高値を更新。日経平均は午前9時半頃に393円43銭高(2万7053円18銭)まで上げ、取引時間中としては5月9日以来の2万7000円回復。以後は伸び悩んだが前引けまで堅調に推移した。

 IHI<7013>(東証プライム)が高値を更新し、アンモニア合成に関する新技術に関する発表や補正予算の成立など好感。森永乳業<2264>(東証プライム)は同社独自のビフィズス菌が中国全土で全年齢層を対象に展開可能になったとの発表など好感され急伸。日医工<4541>(東証プライム)は2日連続ストップ高の急激な反騰となり目先筋の売り物消化済みの見方。スーパーバリュー<3094>(東証スタンダード)はロピア・ホールディングス(神奈川県川崎市)による株主提案が伝えられてストップ高。農業総合研究所<3541>(東証グロース)は天候不順で下げてきたが野菜相場高は追い風とされて急反発。

 東証プライム市場の出来高概算は6億5832万株、売買代金は1兆5611億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は938銘柄、値下がり銘柄数は834銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、その他製品、空運、精密機器、電気機器、海運、銀行、保険、輸送用機器、鉄鋼、機械、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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