塩野義製薬、アトピー性皮膚炎治療薬「コレクチム」ローション0.5%を国内申請
- 2026/2/27 14:33
- IR企業情報

■頭部や有毛部位にも使用しやすい剤型、アドヒアランス向上に期待
塩野義製薬<4507>(東証プライム)は2月27日、アトピー性皮膚炎治療薬「コレクチム」(一般名:デルゴシチニブ)について、共同開発中のローション剤0.5%の国内製造販売承認申請を行ったと発表した。鳥居薬品と共同で進める剤形追加であり、既存の軟膏剤に続く新たな選択肢となる。
コレクチムは、ヤヌスキナーゼ(JAK)の働きを阻害し、免疫反応の過剰な活性化を抑制する非ステロイド性の外用JAK阻害剤である。国内では軟膏剤が成人および小児のアトピー性皮膚炎に承認され、現在は乳幼児にも使用可能となっている。今回の申請は、第1相皮膚安全性試験(jRCT2031230570)および第3相生物学的同等性試験(jRCT2031230713)の結果に基づくもので、安全性と軟膏0.5%との生物学的同等性が確認された。
ローション剤は頭部や有毛部位など軟膏では塗布しにくい部位にも使いやすく、べたつきが少ない剤型である。慢性的に増悪と軽快を繰り返すアトピー性皮膚炎において、長期的な症状コントロールを支える選択肢の拡充につながる見通しで、患者のアドヒアランス向上も期待される。両社は生活の質の向上に向け、同剤の早期提供を目指す方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























