
■水登社に96万株譲渡、3月末実行予定
中村超硬<6166>(東証グロース)は2月26日、連結子会社である日本ノズルの全株式を水登社へ譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結したと発表した。譲渡株式数は96万株、譲渡価額は25億円である。同件により日本ノズルは2027年3月期以降、連結の範囲から除外され特定子会社ではなくなる。
譲渡理由は財務体質の健全化と、新規事業であるマテリアルサイエンス事業への投資、特殊精密機器事業およびD-Next事業の収益力強化である。帳簿価額が総資産の5分の1を超えるため、会社法第467条に基づく株主総会の特別決議が必要となる。臨時株主総会は3月30日開催予定で、譲渡実行日は3月31日を予定している。26年3月期に関係会社株式売却益を特別利益に計上する見込みだが、金額は未定である。
■日本ノズル売却で財務改善期待、出来高も急増
2月27日、株価は急騰。10時11分時点で920円と前日比68円高(+7.98%)まで上昇した。連結子会社の日本ノズルを譲渡すると発表したことが材料視され、始値921円から一時990円まで買われた。出来高は127万株超、売買代金は約12億円に膨らみ、資産売却による財務体質改善や特別利益計上への期待が先行している。もっともPERは1000倍超と高水準で、値動きの荒さには注意も必要だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















