キャンバスはストップ高買い気配続く、膵臓がん対象の臨床試験で「奏効(がんの縮⼩)確認」とし注目集中

■⽶国で実施しているCBP501の臨床第2相試験

 キャンバス<4575>(東証グロース)は6月16日、気配値のままストップ高の416円(80円高)に達し、午前10時30分にかけてもストップ高買い気配のまま、まだ始値がついていない。15日の15時、膵臓がんを対象とする「CBP501臨床第2相試験、3剤併⽤投与群で奏効(がんの縮⼩)が確認されました<速報>」と発表し、注目集中となっている。

 発表によると、この臨床試験は、膵臓がん3次治療(効果の期待できる治療選択肢を既に2つ済ませた状態への次の治療)を対象として⽶国で実施しているもので、今回、3剤併⽤投与群のひとつ(⽤量の異なる2つの3剤併⽤投与群が設定されている)で1例の部分奏効が確認された。膵臓がん3次治療の領域には、現在までに承認された医薬品や治療がないという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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