日本駐車場開発は23%高、「全ての利益が過去最高」の第1四半期決算と自社株買いが好感される

■自社株買いは12月19日から23年3月10日までの予定で実施

 日本駐車場開発<2353>(東証プライム)は12月12日、一段高で始まり急伸商状となり、午前9時30分には23%高の293円(55円高)まで上げ、株式分割を調整後の2006年以来の高値を約2ヵ月ぶりに更新している。前取引日・9日の15時30分に発表した第1四半期連結決算(2022年8~10月)の営業利益が前年同期比88.7%増の22.2億円となるなど、この期間としては、「売上高及び全ての段階利益が過去最高」(決算短信)となり、さらに自己株式の取得(自社株買い)も発表し、一段と好感されている。

 8~10月の連結売上高は前年同期比48.2%増加し、四半期純利益同97.7%増加した。通期予想は全体に据え置いたが、営業利益は通期予想の34%を確保した。また、自社株買いは、取得株式総数250万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.78%)、取得総額5億円を各上限として、2022年12月19日から23年3月10日まで行うとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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