24日上場のマイクロ波化学は550円出初値のあと公開価格を上回る

新規上場 IPO

■化学の製造プロセスを化石資源系から電気由来の「マイクロ波」に転換

 6月23日新規上場となったマイクロ波化学<9227>(東証グロース)は、午前9時20分前に550円(公開価格は605円)で売買が成立し初値をつけ、その後608円まで上げる場面を見せて売買されている。

 化学の世界の製造プロセスを、化石資源由来の「熱と圧力」から電気由来の「マイクロ波」に置き換えることで、「省エネルギー」・「高効率」・「コンパクト」な環境対応型プロセスのグローバルスタンダード化を目指す技術プロバイダー。Co2、二酸化炭素排出削減に向けた世界的な潮流は追い風になるとみられている。

 業績見通し(2023年3月期・個別、会社発表)は、売上高1133百万円(前期比31.7%増)、営業利益67百万円(前期は営業損失87百万円)、経常利益30百万円(前期は経常損失98百万円)、当期純利益45百万円(前期は当期純損失110百万円)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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