7年ぶり再上場のノバレーゼは590円(公開価格は600円)で初値をつけ550円前後で売買活発

株式市場 IPO 鐘

■「貸切型婚礼施設(ゲストハウス)」でwithコロナ時代でも強み

 6月30日に7年ぶりの再上場となったノバレーゼ<9160>(東証スタンダード)は、午前9時の取引開始と同時に590円(公開価格は600円)で初値をつけ、その後は上値590円、下値544円の間で売買されている。2006年に東証マザーズに上場したが、16年に投資ファンド主導で上場を取りやめていた。

 婚礼プロデュースおよびドレスショップを営む会社として、2000年に名古屋で創業。設立は2016年8月。ビジネススタイルは「貸切型婚礼施設(ゲストハウス)」で、基本的には1チャペル1バンケットの完全貸切スタイル。施設内において新郎新婦の関係者以外の方との接触リスクを避けることができる優位性が、withコロナの時代にあっても強みになるとしている。

 業績見通し(2023年12月期・連結、会社発表)は、売上収益を201億14百万円(前期比16.8%増)、営業利益を30億82百万円(同11.0%増)、税引前利益を27億77百万円(同11.8%増)、親会社株主に帰属する当期利益は18億60百万円(同12.3%増)と見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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