【株式市場】円安転換など好感し日経平均は大幅反発となり新規上場銘柄は買い気配

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7474円90銭(217円50銭高)、TOPIXは1408.83ポイント(11.79ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億5304万株

 12日前場の東京株式市場は、円相場が昨日夕方の1ドル117円台から一気に119円台の円安となったため、マツダ<7261>(東1)が3000円台を回復するなど、円安恩恵株が軒並み値上がりし、日経平均は一時239円85銭高(1万7497円25銭)まで上げた。キヤノン<7751>(東1)は12月期末配当の増額も好感されて高値を更新し、財務内容のいい銘柄に株主還元拡充の期待が広がり、花王<4452>(東1)などは本日発売の季刊会社情報誌の評価なども材料に活況高、ダイセル化学工業<4202>(東1)はエアバッグの好感部品を増産とされて活況高となった。シュッピン<3179>(東マ)は12月末の株式分割を材料に大幅続伸、日本一ソフトウェア<3851>(JQS)ブロッコリー<2706>(JQS)のスマートフォンコンテンツ好調とされて高値に進んだ。

 本日新規上場となったクラウドワークス<3900>(東マ、売買単位100株)は買い気配を上げて11時23分に1316円(公開価格760円の73%高)で初値をつけ、その後1339円まで上げた。   

 東証1部の出来高概算は先物12月物の清算値(SQ)算出にともなう売買が加わり17億5304万株、売買代金は2兆2706億円。1部上場1849銘柄のうち、値上がり銘柄数は1197銘柄、値下がり銘柄数は508銘柄となった。

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