【株式市場】日経平均は一時130円安から持ち直し22円安、半導体株など重い一方精密機器、紙パ株など高い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7657円53銭(22円73銭安)、TOPIXは1941.00ポイント(5.44ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は少な目で4億6922万株

 7月21日(木)前場の東京株式市場は、NY株式市場で半導体株指数が続伸した割にレーザーテック<6920>(東証プライム)などが朝高のあと軟調になり、自動車、機械株なども総じて軟調になった。一方、精密機器、紙パ、海運株などは総じてしっかり。日経平均は52円安で始まり6日ぶりに反落模様で推移し、午前10時30分過ぎに130円70銭安(2万7549円56銭)まで軟化したが、前引けは小幅安にとどまった。

 インフォマート<2492>(東証プライム)が業績予想と配当予想の増額修正など好感されて活況高となり、第一商品<8746>(東証スタンダード)は金相場と連動する暗号資産の開発経過など好感され活況高。ネクスグループ<6634>(東証スタンダード)はこの秋に5G対応のモデム「UNX-05G」販売開始との発表など好感され一時急伸。エヌジェイホールディングス<9421>(東証スタンダード)はプロ将棋の藤井聡太棋聖のタイトル防衛で同棋聖監修の将棋トレーニングゲームの人気再燃とされ出直り拡大。メディネット<2370>(東証グロース)は抜本的な赤字削減策が飛び出す期待など言われ2日連続急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は少な目で4億6922万株、売買代金は1兆2521億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は953銘柄、値下がり銘柄数は777銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種が値上がりし、パルプ紙、金属製品、精密機器、海運、情報通信、鉱業、サービス、倉庫運輸、繊維製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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