【株式市場】日経平均は91円高、半導体株など朝安のあと次第に上げ好決算株も堅調

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7473円75銭(91円19銭高)、TOPIXは1985.42ポイント(2.76ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億483万株

 1月30日(月)前場の東京株式市場は、NYダウ6日続伸などを受けてトヨタ<7203>(東証プライム)などの自動車株が総じて堅調に推移し、ファナック<6954>(東証プライム)は株式5分割など好感され活況高。一方、米国が半導体製造装置の中国向け輸出規制で協力を要請とされ東京エレク<8035>(東証プライム)などが朝方は安かったが次第に堅調となった。化粧品株もしっかり。日経平均は午前9時20分過ぎに103円86銭高(2万7486円42銭)まで上げ、20分後に一時32円29銭安(2万7350円27銭)まで軟化したが、あとは持ち直して前引けも堅調だった。

 モバイルファクトリー<3912>(東証プライム)が活況高となり27日発表の12月決算と今期予想、自社株買いなど好感。キヤノン電子<7739>(東証プライム)も今期の業績予想など好感され活況高。エージーピー<9377>(東証スタンダード)は業績予想の増額修正と株式消却が好感されストップ高。キャンバス<4575>(東証グロース)は抗がん剤候補化合物の米国でのオーファンドラッグ指定が好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億483万株、売買代金は1兆2734億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は1180銘柄、値下がり銘柄数は556銘柄。

 東証33業種別指数は19業種が値上がりし、化学、精密機器、繊維製品、機械、空運、陸運、水産農林、倉庫運輸、電気機器、輸送用機器、小売り、銀行、鉱業、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る