フライトホ-ルディングス:決済事業のグローバル化へ一歩前進

IR企業情報

■電子決済ソリューション次の展開へ向け米国子会社設立

 フライトホールディングス<3753>(東マ)の100%子会社フライトシステムコンサルティング(フライトシステム)はこのたび、ロサンゼルス市(米国カリフォルニア州)に100%子会社FLIGHT SYSTEM USA Inc(FLIGHT USA)を設立した。

 フライトシステムは2010年よりiPhone/iPad/Windowsタブレット等を利用した電子決済ソリューションの販売・提供を行ってきており、既に国内では数千店規模の導入実績を持っており、当事業展開のステージアップ並びに事業領域の拡大へ向け、欧米・アジアを中心とした海外での電子決済を視野に入れ今回の海外子会社設立となったものである。

 同社は国内のスマートフォン決済の先駆者として、三菱UFJニコスの協力を得て同年9月より国内初のiPhone/iPadをクレジットカード決済端末にするソリューション「ペイメント・マイスター」を販売し、既に東急ホテルズなどの高級ホテル施設でのカード決済、レストランのテーブルチェック、観光タクシーでの決済並びに旅行代理店など、幅広い業種で導入が進んでいる。

 さらに、2013年4月に、J-Debit,電子マネー、銀聯カード、クレジットカード等の決済を一台で出来る、新マルチ決済端末「Incredist(インクレディスト)」を発売、国内では数万台の導入実績を持っている。

フライトホ-ルディングス:決済事業のグローバル化へ一歩前進
iOS版ペイメント・マイスターとIncredist

■海外のクレジットカード決済の新時代を視野に布石打つ!

 同社執行役員金浩樹氏は、新たな海外戦略について、「海外ではイヤフォンジャックに挿入するタイプの決済装置が出現する現状であり、今後はICチップ付きクレジットカード(EMV)やApple Payなどの NFC決済が主流になると考えられている。当社では国内での実績及び開発ノウハウを武器に、これからの決済に関するグローバル展開を押し進めて行く方針です。この新たな事業展開を視野におき、新会社を起点にして、海外での『ペイメント・マイスター』および『Incredist』の拡販に向け調査、検討を進めてまいります。」と話す。

>>フライトホールディングスのMedia-IR企業情報

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  2. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  3. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  4. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  5. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  6. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る