三井物産と三菱商事は一段と出直って始まる、「サハリン2」継続と伝えられ安堵感

証券取引所 銘柄

■三井物産は約2ヵ月ぶりに3300円台を回復

 三井物産<8031>(東証プライム)は8月26日、一段と出直って始まり、取引開始後は3303.0円(47.0円高)まで上げ、取引時間中としては今年6月16日以来、約2ヵ月ぶりに3300円台を回復している。ロシア極東の資源開発事業「サハリン2」の新たな事業形態会社に引き続き出資する方針を固めたと25日午後に伝えられ、権益の維持などに安堵感が出ている。三菱商事<8058>(東証プライム)も同じく出資を継続と伝えられ、朝寄り後は4559円(36円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。

 「サハリン2」には三井物産が12.5%、三菱商事が10%出資し、日本が輸入する天然ガス(LNG)の1割をまかなっているとされるが、ロシア側は運営会社を新会社に移管したため、三井物産と三菱商事の姿勢が注目されていた。(HC)
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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