ケイアイスター不動産が後場一段堅調、「Gunosy執行役員が『元勤務先』で水増し請求」の報道の「元勤務先」と伝えられ注目再燃

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■弁済など期待、ただ損害額は小さく報道を機に好業績など再評価の見方

 ケイアイスター不動産<3465>(東証プライム)は10月3日の後場、一段と強含む相場になり、14時にかけて4500円(130円高)まで上げて4日ぶりの反発基調となっている。「Gunosyの執行役員が元勤務先で水増し請求、背任容疑」(FNNプライムオンライン、Yahoo!ニュース10月3日午前11時16分配信)と伝えられ、その「元勤務先」がケイアイスター不動産とのことで損害額弁済への期待などが浮上している。Gunosy<6047>(東証プライム)の株価は軟調。

 もっとも、報道によると、「水増し請求は、合わせて21回・1億4000万円あまりにのぼり、このうちおよそ3100万円が水増し分だった」(同)とのこと。ケイアイスター不動産の連結売上高は2022年3月期で1844億円、純利益98億円のため、損害額は微々たるものといえる。この報道を契機に、今期・23年3月期も連続最高益を見込む好業績が改めて評価されたとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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