AGCは新型ワクチンmRNA量産報道に続き経産省の補助事業に選定と伝えられ一段と上げ幅を拡大

■有事に対応、平時は医薬品を製造し感染症拡大の際にワクチン生産

AGC<5201>(東証プライム)は10月4日、続伸基調となり、取引開始後は4685円(130円高)まで上げ、下値圏から出直りを続けている。昨3日は「国内で新型ワクチンmRNA量産、一貫生産に道」(日本経済新聞10月3日付朝刊)と伝えられたことなどが好感されて65円高。続いて4日は、ワクチン生産設備投資を支援する経済産業省の補助事業に17件2265億円が選ばれたとの報道にAGCも含まれていることなどが好感され、一段と大きな上げ幅になっている。

 報道によると、経済産業省の補助事業は、「平時は医薬品の製造拠点として活用し、感染症が拡大した際にワクチン製造へと切り替えられるようにして有事に備える」(日本経済新聞10月4日付朝刊)という。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る