住友金属鉱山が再び出直る、フィリピンのニッケル製錬会社の株式一部譲渡し協業体制をより強化

■発行済み株式の90%を保有するコーラルベイニッケル社

 住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は10月4日、出直って始まり、取引開始後は4274円(114円高)まで上げている。3日、午後、発行済み株式の90%を保有するフィリピンのニッケル製錬会社コーラルベイニッケル社(Coral Bay Nickel Corporation)の株式の一部売却を発表し、好感されている。譲渡に係る対価は総額約26百万米ドルとした。10月3日に取引を完了とし、円安のメリットを享受できる環境での譲渡になった。

 発表によると、売却した株式は発行済み株式の5.625%。譲渡先はコーラルベイニッケル社のパートナーであるNAC社。NAC社との協業体制をより強化し、事業基盤をより強固なものとするため事業パートナー間で今後の方針を協議した結果、株式の譲渡に至ったとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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