トレジャー・ファクトリーが値上がり率1位で高値更新、業績・配当予想の増額修正と自社株買いなど好感され大活況

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■2月期末配当は15円(従来予想比5円増、前期比6円増)に

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は10月13日、再び急伸し、午前10時にかけて20%高の1993円(328円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに実質的な上場来の高値を更新し、東証プライム市場の値上がり率トップに躍り出ている。12日の15時に発表した第2四半期の連結決算が予想を大幅に上回り、2月通期の連結業績予想、配当予想を増額修正したほか、中期経営計画の目標値も上方修正、自己株式の取得(自社株買い)も発表し、好感買い集中の様相を呈している。

 第2四半期連結決算(2022年3~8月・累計)は、リユースへの需要が引き続き強く推移し、既存店の売上も高い伸びを見せたことなどを受け、売上高が前年同期比19.5%増加し、営業利益は同6.5倍、経常利益は同5.7倍となり、営業・経常利益とも初めて10億円の大台に乗った。

 今2月期の連結業績予想を増額修正し、営業利益は従来予想を38.8%上回る19.43億円(前期比95.2%増加)の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同37.7%上回る12.20億円(同73.4%増加)の見込みに、各々引き上げた。

 また、配当予想は、2月期末配当の予想を1株につき15円の予定(従来予想比5円増、前期比6円増)とした。中間配当は12円(前期比4円増)を実施済み。このため、年間配当は27円(前期比10円増)の予定となる。

 自社株買いは、取得株式総数12万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.08%)、取得総額200百万円を各上限として、2022年10月13日から同年10月20日まで、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買付にて実施するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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