岡山製紙はストップ高、通期の予想営業利益を2倍に増額修正、注目集まる

■価格改定効果などにより大きく増益の見込みに

 岡山製紙<3892>(東証スタンダード)は12月29日、急伸相場となり、買い気配のあとストップ高の1473円(300円高、26%高)で始値をつけて上場来の高値を大きく更新している。28日の15時に業績予想の増額修正を発表し、今期・2024年5月期の予想営業利益を7月に開示した従来予想の2倍などとし、注目集中となった。

 第2四半期(2023年6~11月・累計)の営業利益は従来予想の2.3倍に見直した。原料古紙や主な燃料であるLNGの価格は高い水準だが、価格改定の効果などにより大きく増益となる見込み。通期の業績予想は、板紙需要の先行きが不透明感や運送費の上昇が見込まれることなどで利益率はやや下がるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る