【株式市場】日経平均は159円安、4日続落、米経済指標の発表を控え大引け間際に一段軟化

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万6237円42銭(159円41銭安)、TOPIXは1854.61ポイント(14.39ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は10億4287万株

 10月13日(木)後場の東京株式市場は、今夜判明する米国の9月消費者物価指数などを控えて動きづらいとされ、個別物色の展開となり、横浜ゴム<5101>(東証プライム)がインド新工場の夏稼働による業績寄与への期待などで一段高。セブン銀行<8410>(東証プライム)は月次動向など好感されて一段ジリ高となり3日続伸。ホンダ<7267>(東証プライム)はソニーG<6758>(東証プライム)とのEV合弁会社トップの会見など好感され一段と強含んだ。住友鉱<5713>(東証プライム)も市況回復期待などで一段と強含んだ。日経平均は107円安で始まり、14時半を過ぎても横ばい推移だったが、大引け間際に下げて159円41銭安(2万6237円42銭)をつけ安値引け。4日続落となった。

 後場は、トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)が一段ジリ高となり業績予想の増額や自社株買いなど好感。TSIホールディングス<3608>(東証プライム)は9月の月次売上高3ヵ月連続増加など材料視され一段ジリ高。ロイヤルホテル<9713>(東証スタンダード)は全国旅行支援や訪日外国人の上限撤廃など材料に一段高。白洋舎<9731>(東証スタンダード)も連想買いで一段高。フライトホールディングス<3753>(東証スタンダード)とITbookホールディングス<1447>(東証グロース)はマイナンバーカードと保険証・運転免許証の一体化政策など受け一段高。トリプルアイズ<5026>(東証グロース)は8月決算など材料視されて一段と上げ終盤にストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は10億4287万株(前引けは5億1170万株)、売買代金は2兆4558億円(同1兆2326億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は341(前引けは379)銘柄、値下がり銘柄数は1447(同1413)銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種(前引けも5業種)の値上がりにとどまり、鉱業、ゴム製品、海運、水産農林、輸送用機器、が上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る