【株式市場】日経平均は300円安、反落、円高恩恵銘柄は高いが米暗号資産会社破綻の影響を推し量り様子見

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7963円47銭(300円10銭安)、TOPIXは1956.90ポイント(20.86ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は14億6035万株

 11月14日(月)後場の東京株式市場は、円相場が前週末から急反発したまま堅調なため円高メリットのニトリHD<9843>(東証プライム)や良品計画<7453>(東証プライム)が一段と強含み、ゴールドウイン<8111>(東証プライム)も一段高。半面、キヤノン<7751>(東証プライム)は徐々に軟化して安値引け。任天堂<7974>(東証プライム)も安値引けとなった。日経平均は235円安で始まり、小動き横ばいのまま推移して大引け間際に一段軟化。前週末比で反落した。

 後場は、ディスコ<6146>(東証プライム)が14時にかけて一段と上げて高値を連日更新し、国産の次世代半導体開発会社構想や四半期決算を好感。santec<6777>(東証スタンダード)は業績予想の増額など好感され前後場とも終日買い気配のままストップ高。丸山製<6316>(東証スタンダード)は13時の四半期決算発表を受けて一段高。マイクロ波化学<9227>(東証グロース)は第2四半期決算が好感され手一段高となりストップ高。cotta<3359>(東証グロース)は新型コロナ第8波なら包装資材に再び需要とされ一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は14億6035万株(前引けは7億5215万株)、売買代金は3兆8285(同1兆9999億円)。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は471(前引けは564)銘柄、値下がり銘柄数は1326(同1195)銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種(前引けは5業種)の値上がりにとどまり、化学、ガラス土石、が上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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