【株式市場】材料株は強いが日経平均は一時126円安まで下げ軟調、TOPIXは堅調で小高い

株式

◆日経平均は2万7119円56銭(39円07銭安)、TOPIXは1797.36ポイント(6.14ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億5015万株

 1月6日(水)前場の東京株式市場は、NY株の反発などが好感されたものの、トヨタ自動車<7203>(東1)や東京エレクトロン<8035>(東1)が朝寄り直後を高値に伸びず、日経平均は9時40分過ぎの37円77銭高(2万7196円40銭)を上値にダレ模様となった。11時前に125円71銭安(2万7032円92銭)まで軟化し、前引けも小安い。一方、TOPIXは下値が堅く小高い。

 ひらまつ<2764>(東1)が急伸し、第2四半期報告書の提出の遅延に対し緊急対策本部のメンバー決定と発表したことなどが注目され活況高。中国工業<5974>(東1)や加地テック<6391>(東2)はEUが水素エネ戦略に60兆円と伝えられ水素関連株人気再燃とされ大幅続伸。エムビーエス<1401>(東マ)はPCR検査の非接触検査ボックスや11月中間決算への期待が言われて急伸。桂川電機<6416>(JQS)は業績再建への取組に期待とされ出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は5億5015万株、売買代金は1兆1003億円。1部上場2186銘柄のうち、値上がり銘柄数は1480銘柄、値下がり銘柄数は599銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種が値上がりし、鉱業、海運、石油/石炭、保険、情報/通信、鉄鋼、パルプ/紙、その他金融、銀行、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る