ソースネクストが一段と出直る、インバウンド関連株の一つとされ中段もみ合いの高値に進む

■AI通訳機「ポケトーク」100万台突破、来年の観光需要回復に期待

 ソースネクスト<4344>(東証プライム)は12月28日、続伸基調となって一段と出直り、取引開始後は310円(16円高)まで上げ、2ヵ月近く続く中段もみ合いの中で高値に進んでいる。ハンディタイプのAI通訳機「ポケトーク」の累計出荷台数が100万台を突破と12月13日に発表するなどでインバウンド(訪日観光)関連株の一つと位置付けられ、中国政府の入国時の隔離撤廃と中国人の海外旅行の段階的な回復発表を受け、ここインバウンド(訪日観光)関連株が買われる動きに乗っている。来年のインバウンド回復本格化を期待して注目する動きがあるようだ。

 「ポケトーク」は、発表によると「日本、米国そしてヨーロッパを中心に」支持を得ているため、中国からの観光客増加は副次的な期待に過ぎない可能性がある。ただ、来年は日本人の海外旅行の本格的な回復も見込め、コロナ次第とはいえ、観光関連需要が総合的に回復を強める可能性がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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