【株式市場】日経平均は153円高、2日続伸、後場は自動車株など円安恩恵銘柄の強さ目立つ

◆日経平均は2万5973円85銭(153円05銭高)、TOPIXは1875.76ポイント(6.86ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億7351万株

 1月6日(金)後場の東京株式市場は、円安基調などを受けて自動車株や半導体・電子部品株が一段と上げて始まり、ソニーG<6758>(東証プライム)はソニー・ホンダモビリティの近未来コンセプト車への期待が強く一段ジリ高。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東証プライム)も一段と強いなど非鉄、資源株もしっかり。日経平均は後場寄り直後に213円26銭高(2万6034円06銭)まで上げ、その後は一進一退を続けたが大引けも堅調で2日続伸となった。

 後場は、ワイエイシイホールディングス<6298>(東証プライム)が一段ジリ高となり、毛髪解析装置などを手がけるため新型コロナの新種「クラーケン」に関連かとの見方。ニューテック<6734>(東証スタンダード)も一段と上げランサムウェア対策も手掛けるため日米政府がソフトに安全基準との報道を受け連想買いの見方。スーパーバリュー<3094>(東証スタンダード)は今2月期の業績に期待の余地とされて出直り拡大。すららネット<3998>(東証グロース)は首相の「異次元の少子化対策」等材料視され一段と出直りを指向。

 東証プライム市場の出来高概算は10億7351万株(前引けは5億1373万株)、売買代金は2兆5008億円(同1兆2238億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1054(前引けは963)銘柄、値下がり銘柄数は696(同764)銘柄。変わらずは88銘柄。

 東証33業種別指数は17業種(前引けは19業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、鉱業、非鉄金属、電気機器、精密機器、空運、輸送用機器、石油石炭、鉄鋼、医薬品、機械、金属製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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