【株式市場】日経平均は203円高、値下がり銘柄数の方が多いが3日ぶり反発

証券取引所 銘柄

◆日経平均は2万8640円49銭(202円72銭高)、TOPIXは1978.13ポイント(2.65ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億5579万株

 12月13日(月)後場の東京株式市場は、戸田工業<4100>(東1)や日本電子材料<6855>(東1)が一段高で始まったあとジリ高となり、EV(電気自動車)用電池関連株や半導体関連株の強さが目立ち、ツガミ<6101>(東1)も一段高で朝発表の機械受注が好感された。一方、前場上げた海運株は高値もみあいに転換。日経平均は275円高で始まったが上値が重く、14時半頃に155円68銭高(2万8593円45銭)まで上げ幅を縮めた。大引けは再び上げて3日ぶりの反発となった。

 後場は、日新電機<6641>(東1)が半導体関連株の出遅れとされて一段高となり、日本パワーファス<5950>(東2)、アートスパークHD<3663>(東2)は各々業績・配当予想の増額、提携など好感され朝の取引開始から大引けまでストップ高買い気配。Birdman<7063>(東マ)はメタバース型バーチャルプラットフォームの開始など買い材料視され、ANAP<3189>(JQS)はメタバース型ファッションプラットフォームが好感され2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億5579万株(前引けは4億3455万株)、売買代金は2超2226億円(同1兆556億円)。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は918(前引けは876)銘柄、値下がり銘柄数は1144(同1184)銘柄。

 また、東証33業種別指数は19業種(前引けは23業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、保険、その他金融、ゴム製品、機械、化学、電機機器、食料品、情報通信、医薬品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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