四国化成HDが後場一段と強含む、業績予想を増額修正し純利益は予想を35%上回る額に

■化学品事業で輸出取引の収益性が改善、為替差益も

 四国化成ホールディングス(四国化成HD)<4099>(東証プライム)は1月17日の後場、一段と強含んで始まり、後場寄り後は1320円(36円高)まで上げて出直りを強めている。正午に2022年12月期の連結業績予想の修正(増額修正)を発表し、親会社株主に帰属する当期純利益は22年4月に開示した予想を35.1%上回る49.97億円の見込みとし、注目が集まっている。決算発表は1月27日の予定。

 発表によると、化学品事業で輸出取引の収益性が改善したことに加え、営業外収益で為替差益が発生したことなどで、売上高、利益ともに当初の予想を上回る見通しになったとし、売上高は同1.2%上回る465.66億円の見込みに、営業利益は同11.4%上回る64.62億円の見込みに、各々引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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