【株式市場】日経平均は184円高、後場は好決算株の短期売買が目立つが4日続伸

◆日経平均は2万7693円65銭(184円19銭高)、TOPIXは1979.22ポイント(8.96ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は13億1554万株

 2月6日(月)後場の東京株式市場は、四半期決算発表が増える中で、正午に発表した大林組<1802>(東証プライム)は一段高で寄った後値を消して売買交錯となり、13時に発表した住友商事<8053>(東証プライム)は瞬間的に上げたあと値を消し、目先的な売買が活発化する様子となった。13時過ぎに発表した日清食品HD<2897>(東証プライム)は急伸。日経平均は前引けに比べて50円近く値を消して253円高で始まり、徐々に値を消す印象になったが大引けは184円高で値を保ち4日続伸となった。

 後場は、三光合成<7888>(東証プライム)が一段と強含んで高値を更新し1月上旬の四半期決算発表後のジリ高相場に拍車。テンポイノベーション<3484>(東証プライム)も一段と上げ四半期決算発表を受けて2日連続高値更新。東和ハイシステム<4172>(東証スタンダード)は午前11時の発表後にストップ高となったまま大引けまで買い気配。サンオータス<7623>(東証スタンダード)は電動キックボード関連株としての買い再燃とされて上げ幅を広げストップ高。AIAIグループ<6557>(東証グロース)は「異次元の少子化対策」への期待に加え3ヵ月ごとにみると業績回復強まるとされて一段と上げ連日ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は13億1554万株(前引けは7億970万株)、売買代金は3兆175億円(同1兆5927億円)。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は1223(前引けは1246)銘柄、値下がり銘柄数は540(同517)銘柄。

 東証33業種別指数は27業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位は、卸売り、鉱業、石油石炭、海運、不動産、鉄鋼、非鉄金属、輸送用機器、建設、ゴム製品、ガラス土石、その他金融、食料品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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